機械式時計１番の店長 山口です、
本日も色々と買取させて頂きました！
感謝致します。
最近多く買取させて頂いているのが
ロレックス デイトジャスト の16233です。
こちらの時計をお持ちの方はかなり多いのでは
ないでしょうか。
しかし、残念な事にあまりメンテナンスを
されていない個体が多くあります。
痛みが出てしまったものを放置してしまうと
思わぬ故障に繋がり、高額な修理費や
最悪、修理不可能となってしまう事も御座います。
なので少しでも興味を持ってもらおうと思い
時計の心臓部、ムーブメントについて少し
お話したいと思います。
Ref.16233のデイトジャストの心臓部は
Cal.3135と呼ばれるムーブメントが搭載
されています。
このムーブメントは先代のCal.3035を
大きく改良され信頼度がさらに上がっています。
大きく変わったのはテンプ受けが
シングルブリッジからツインブリッジに
変更になりました。
これにより、テンプのアガキ調整が0.01mm単位での
調整が可能になりました。
0.01mmと言うと髪の毛よりも遥かに微細な調整になります。
これほどの精度で組み上げられているので
ロレックスの精度が保たれているのです。
しかし、時間が経つに連れて、少しずつズレてきて
しまいます。
なので、定期的なメンテナンスが必要になってきます。
調整機構がマイクロステラスクリューからマイクロステラナットへ
変更になっています。
更に2007年頃からはブルーパラクロムヒゲゼンマイに
改良され耐久性がグンッと上がりました。
このCal.3035ムーブメントはデイトジャストだけではなく
サブマリーナ、シードゥエラー、ヨットマスター等にも
搭載されています。
1989年に製造されたCal.3035は今なお使用され
最高のムーブメントとしてロレックスの歴史に
刻まれています。
もし、現在お持ちでもう使う予定は無いと言う方。
動かなくなってしまっている方は是非一度、
拝見させて下さい。
当店は動かなくなってしまった時計も
査定可能です。
(シリアルは買取した方の個人情報につながる場合がありますので
伏せさせていただいております)
6月19日中までに到着している分はすべて
査定&結果通知しております。
お申し込み頂いた際に登録されたメールアドレスに
「【機械式時計１番】査定結果のお知らせ」
というメールをお送りしていますのでご確認ください。
届いていない場合には迷惑メールに
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そちらもご確認ください。
引き続きよろしくお願いします。
機械式時計１番
店長 山口
